王様の食卓 [food]
昨日のデザートです。さて、これは何でしょう? 「ドリアン」 はい。正解です。
ウ~~~~ン…この濃厚な旨味。 何度食べても感動する美味しさ。
栄養満点のドリアンはビタミンンB1の宝庫で、精力増強にも効果があるため、王様の食卓を
飾ったそうです。その後、果物の王様と呼ばれるようになったとのこと。
しかし日本人に限らず、この強い臭いのために苦手な人が多いですね。
バリではどこでも見かけるドリアン、地元の人もドリアン大好き人間が多いですよ。
でも、バリ人でも「苦手」「食べられない」と言う人も結構いるのは事実。
「ドリアン、大好物です」 というと、「私も!」 と 「ええ?本当に?」 という答えに2分されます。
ドリアンの原産地は 東南アジアの マレー半島。 バリ産のドリアンは小粒(高さ10センチほど)
なのに種が大きく、つまり食べる部分である種の周りの果実が少ないので、物足りない感じです。
これに対し、高さ15センチ、ラグビーボールに近いほどの大きさのドリアンも市場に出ていて
こちらは種が小さく、食べる部分がたっぷりの実をつけています。その上匂いもそれほどきつくなく
まだ若いから? と思ったら、これは タイ・バンコク産 の品種改良されたドリアンなのでした。
ドリアン食べるなら、バンコック産がお勧め。 …と、バリ人も言っています。
魔界の食べ物? [food]
IKAN とは、インドネシア語で「魚」を指します。
魚料理と言えば、イカンゴレン(揚げ魚)、イカンバカール(焼き魚)
くらいで、他に煮たり炒めたりもあるにはありますが、魚の種類について聞いてみると
どの種類の名前がどうで、味と食感の違いはどうで、美味しい食べ方は…という話には
漁師や魚売り場の店員でもない限り、殆ど「分からない、知らない」というではありませんか。
一応、フィッシュマーケットや魚料理の専門店もあるにはあるんですけどね。
バリ島はこれだけ海に囲まれているのに、こと魚に関しては、あまりの料理のバリエーションの
なさに驚きます。 肉と魚という認識の違い しかないのです。何故?何故? これ本当に謎です。
地元スーパーでの魚売り場には、何種類か魚はあるものの、タイ、アジ、イワシなどが
そのままの姿で置いてあり、日本みたいに「三枚おろし」や「干物のひらき」「みりん漬け」
まして「切り身」なんてものはありません。(そもそも日本人の魚料理への要求はレベル高すぎ?)
冷凍で切り身の真空パックを見つけて買ったことはありますが、輸入物で3倍4倍の高額に
なります。なので魚は好きなのに、まるのまま捌くのは嫌だし、高いのは嫌だしなんて
思っていると食卓から魚が激減します。
手軽に入手出来るものは、辛口の PADANG料理 の総菜屋に出ているイカンゴレン。
それもカリカリに揚げ過ぎで食うところがないじゃない!って文句を言いたくなるようなシロモノ。
魚は揚げすぎないで短時間でお願い、と言うと「短時間って1時間ですか?30分ですか?」
という答えが返ってきた、という話をきいて口があんぐり、目が点です。
美味しい魚ちゃんたち、持ち味が大なしでカワイソー、もったいな~い。
「海は魔界で、不浄な世界だからじゃないか?」 なんて夫が言い出すので
「え?そうなの?」とすぐさま調べてみると、
『・・・バリの暮らしは全てアグン山が原点になって展開しており、歴代王朝(現在の県境)は
は、頂上から麓までの縦割り境界線で、左右の観念も 山側・海側で意識し、島民なのに
海は魔界不浄な場所だ。魔界が地上の楽園でツーリストを呼ぶ。・・・』
という文献を見つけました。 だから、魚に疎いというわけ?
ちなみに最近、低価格で意外に上品な味で気に入った魚料理はこれ。美味でした。
IKAN BASO SOUP。魚団子のスープ、こちらの「つみれ汁」といった感じでしょうか。
何の魚かって? … 「わかりません」 … !!!
サラ & ジャック の 謎 [food]
実の大きな良質の 「サラッ」 という果物が手に入りました。
20個入りぐらいの網袋入りで80円くらい。値段も安いです。果物天国ですね。
日本人にはあまりなじみのない果物で、食べ頃を間違えると固いし苦いし
「一体どこが旨いの?」としか思えないシロモノです。それで嫌いになる人もいるみたい。
熟すのを待って明日がベストかな?なんて思っていると、腐り始めるのも足が早く
皮をむいたらぐにゃっと白い実が真っ黒に変色してしまったり、なかなか扱いにくいのは確か。
ヌガラで少年のジェゴグを見た日、街で売られている美味しいサラッの実を食べて
あまりに美味しくて驚きました。白い実がややオレンジがかっていたので何かで
味付けしてあるようでした。・・・どうすればこんなに美味しく食べられるのか、謎です。
最高の熟し時、食べごろを生で食べるのも美味しいですが、茹でる方法もあると知り
さっそく実行。水から茹でて10~15分ほど沸騰させた後、冷蔵庫で冷やして食べる方法です。
甘党の人は茹でるときに砂糖を入れることもあるみたいですが、今回手に入ったものは
そのままで十分甘みがあるので水だけで茹でました。
茹で具合として、サクサクとした歯ごたえをしっかり残しながら甘みが増す、という
仕上がりが良いですね。
も一つ、謎のフルーツと言えば、食べごろの 「ジャックフルーツ」 の実です。
これまた食べ頃に出会えなくて嫌いになる人が結構いる、運が良ければ出会える謎の果物。
たまたま店頭に、たった一パックだけ出ていた 熟した種の実 に運よく出くわし、手に入れました。
謎のジャックフルーツ、食べごろに意外に早く出会えて本当にラッキー。
やはり濃厚な甘さ、独特な香りがあります。ドリアンほどではないけれど。(ドリアンも大好き♪)
なかなか美味しいです。私は好き。でも人によっては好みが分かれるかも。
サラッも、ジャックフルーツも、どちらも個性派のフルーツであることは間違いありません。
ナシ・チャンプルは知恵袋 [food]
以前に、バリ人の家族の話を少し書きました。 「一家団欒」 というものがないと言う話。
…いえいえ、深刻な家族問題に迫るわけではありません。
特別な行事の時以外、 「家族が食卓を囲む」 という習慣がないお国では、家族の食事を
いったいどうやってまかなっているのか、不思議じゃありません???
お腹のすいた人が、食べたい時にそれぞれ勝手に食べる食事を、家族全員分、食事係の誰かが
作るって、一体どうやって??? ・・・その謎が解けました。
その答えは 「ナシ・チャンプル」 の中にありました。 (写真は評判のワルンのもの)
ナシ・チャンプルとは、インドネシア料理の数あるメニューの一つに過ぎないと思ってました。
しかしこの料理には知恵と工夫があふれていたのです。 基本は、ナシ(=飯) 。
それを真ん中に置いて、その周りにいろんな種類のおかずを並べるだけの簡単料理。
簡単料理ったって、おかずの一つ一つは作るの簡単じゃないでしょうけどね。
でも、どの料理も 「ストックおかず」 になっているってことが味噌なんですよ。
「ナシ・チャンプル」という料理を家族の人数分作っておくのではなくて、たくさんの種類の
「ストックおかず」が作り置きしてあって、食べたい人は自分でご飯を盛って、好きなおかずを
周りに載せて食べるというわけ。
なるほど、良く出来てるわ~とつくづく感心した次第。
なんだよ、食べるときは結果は同じじゃないか、なんて言ってしまったらお終いですよ。
この発想に気が付いてからというもの、私の料理の手間と悩みは格段に解消したのです。
毎食毎食、何を作るか悩んだりしなくて済むってことなんですよ。 これって革新的です。
(笑わないで。 料理の苦手な私にとっては重大なことなんだから)
1回の料理に何種類も作るのではなくて、一日一品なにかストックを作ってローテーション
していけば飽きないし、種類が減ることも無いってことなんです。
ありがたや、ありがたや、ナシ・チャンプル♪
裏街道の夜道で [food]
インドネシア語のクラスがある日は、出たついでに色々寄り道をします。
ワルンで軽食を取った後、現地の人しか行かないような場所を少し歩きました。
ウブドの街並みとは離れたところで、旅行者は全く見掛けないような通りです。
いかにも屋台、という感じの夜食屋がところどころにありました。
ひとつ気になる夜食屋があり、他の店と売っているものは同じなのですが
現地の人が並んで買っている食べ物です。多分、作っている人が上手なのでしょう。
私たちも並んで買ってみることにしました。
見るからにジャンキーなので、少々ためらいつつ順番待ちで30分以上たったでしょうか。
MARTABAN TEROL というタマゴ焼きと
TELANG BURAN 「明るい月」 という店と同じ名前の ホットケーキ?
並んで買いに来るだけあって、結構いい味してました。
忙しそうなお兄さん。儲かっているといいな。しっかり貯金しているかな???
貯金しても、お祭りで全部使い果たすのかな?
なんて余計なことをついつい考えてしまいました。
ベーカリー [food]
絵巻物から、いきなり「食い物」の現実に戻ってしまいますが・・・
バリ島の食パンは、何故かどれもこれも薄切りで、トースターで焼くとパリパリの煎餅みたいに
なってしまいます。 日本人は「モチモチ感」が好きですし、ふわふわの厚切り食パンなんかを
食べたいわけです。 でも残念ながら、その手のパンはなかなか手に入りません。
先輩方は遠出の買い物をするときに、デンパサールの日本食材の店まで行って入手するようです。
ウブドにも外国人向けのパンが売っている店がないことはないですが… やはり食感がいまいち。
それでも少々値段も高くなりますが時々買いに行き、塊のパンを自分の好きな厚さに切って食べます。
昨年まで何度が下見に来た時に、こちらのパン事情は知っていたので、日本で「ホームベーカリー」を
購入して持ち込もうという計画もあったんですが… 海外仕様のものがないこと、荷物になることで
あきらめた次第です。
BUTAN WARU [food]
日常の足は、やはり車でないと…ということで、1か月レンタルした自転車を
返しに行きました。ついでだから、自転車でないと入れないところを通って行こうと
いうことになり、車では一方通行で入れない気になる道を入ってみました。
小洒落た店が立ち並ぶ、一方通行のハノマン通りを入り、途中で横道に入りました。
デウィ・シタ通り という裏道に、「バリごはん」という本に掲載されているお店
BUTAN・WARU があって、その店では何を注文しても美味しいと紹介されているので
試してみることにしました。
料理は、なかなか良かったですよ。 お値段もまた、それなりです。
ビンタンビール小瓶2本、チキン・サテ&イモご飯、空芯采の炒め物、チキン・パンガンで
2000円程。普段のワルンで食べる料金の4倍ほど。外国人料金ですね。
この周辺エリアは、外国人旅行者を対象としたSHOPが立ち並び、お洒落でもあり
価格帯もまたそれなり。従業員たちは、みなさん英語が堪能で、BGMはJAZZで、まあ
快適ではありますが、純なバリニーズとは違うので好みは人それぞれでしょうね。
Gado-Gado ! [food]
ワルンでお手軽外食については何度か触れましたが、Take-Out もなかなか良いです。
揚げ物の多いインドネシア料理のなかで、私にとって欠かせない温野菜の盛り合わせ料理。
Gado-Gado です。
店によってバリエーションも味付けも色々ですが、基本は萌やし・ニンジン・いんげん・
ホウレンソウなどの白赤緑の3色野菜、それに豆腐とテンペの揚げ物、そしてピーナツ味噌。
最近、Take-Out したのは、ちょっと小洒落たお店が立ち並ぶ ハノマン通り にある
ワルンのものです。本当に基本の基本に忠実な材料で、野菜の新鮮さと茹で具合もGood!
料金は250円ですから、ちょっと高めかな。(店によっては100円くらいのものも)
それから合わせて注文したい飲み物で最近ハマっているのは「アボガド・ジュース」。
アボガドをジュースにするの?って思っていましたが結構いけます。
食事と一緒にジュースというのは、日本ではやらない取り合わせ(私の場合)でしたけど
こちらの料理には合うんですね。果物が食後ではなく料理の一品になってしまうんです。
惣菜あれこれ [food]
日本ではスーパーに行けば、いろんな惣菜が売っていますよね。家庭料理である「肉じゃが」「ホウレン草のごま和え」「きんぴら牛蒡」「タケノコ煮」「揚げだし豆腐」「酢豚」等々…。仕事に追われて余裕がない時は、出来和えの惣菜に随分助けられたものです。
え~、バリ島の惣菜って? はい。ご近所の惣菜屋さんはこんな感じ。
材料は鶏、豚肉、魚、豆腐、テンペなど。しかし全部、ぜ~~~んぶ「揚げ物」なんです。そんなに揚げ物が好きなの? というか手っとり早いし衛生上も安心だから揚げてしまうんでしょうか。でも。この手のものばかり食べていたら健康に良くないですよ。
…確かに、インドネシア人は揚げ物を多く摂りすぎて成人病にもなりやすいそうです。平均寿命は50歳代なんですって。これって「若死に」ですよね。この長寿の時代に驚きます。バリの伝統料理は多様な野菜をつかった繊細なものがたくさんあるけれど、一般庶民の食生活はジャンクなものが多いようです。外国人である私たちにとっては、ワルンの食事が安くて美味しくて助かってますが、地元の人たちは同じワルンでも更に安くてジャンクな店を利用しているみたい。
食事は毎日のことなので、日本の惣菜のようなものは勿論売ってないし、小腹がすいた時に食べるものがなくて困ります。そこで料理の苦手な私が、煮物なんぞを作ってしまいました。
ワルンで夕食 [food]
初めてのインドネシア語レッスンのあと、帰り道でワルンに寄り道しました。今日は外で夕食を済ませようということに。。。めっちゃ安い料理で、味、大丈夫? と思いましたが不安は一掃されました。
手前はチャプチェ(野菜炒め) 90円。
右はミーゴレン (やきそば) 90円。
左はイカンゴレン (魚フライ) 100円。
食事は、食べたいものを作るとかえって高くつきます。外食のほうが安いんですよ、レストランではなくワルンならばね。
これは便利、現地米! [food]
ウブド先輩情報、続編。お米の話です。
郷に入っては郷に従え、と言います。私もインドネシア料理好きですし毎日いただいておりますよ。しかし長期に渡って連続ではちょっと。。。だから多少の自炊はするものの、毎日の食事の支度に追われるのは本意ではないので「作り置き」という方法でいろいろ試行錯誤を繰り返しております。
東京では夫婦二人分、3合炊くと2食分になります。すぐに消費して次の炊事がまたやってきます。…で、日本米を5合炊いて、小分けして冷凍庫に保存してみました。こちらの食べ物にはチャーハンが合うので、解凍して作ってはみたものの、冴えない! 出来たてはまあ何とかなるとして、冷蔵庫に保管して温めなおしてみると、更に冴えない! 食えない!
先輩の奥様に、そのことを相談してみたところ、チャーハンなら現地米に限ると。腕前以上の出来栄えになるとのこと。そしてご推薦の現地米の銘柄も教えていただき、購入しました。
確かにチャーハンの出来栄えは見事です。自分で言うのもなんですが、腕前以上のものが出来上がります。そういう調理に適したお米なんですよね。出来たて、もちろん旨い。冷蔵庫に置いた後、さっとフライパンで温めなおしても、やっぱり旨い。な~んて便利なんでしょ。たちまち私は現地米派になってしまいました。
定番料理、サテ! [food]
生活臭の漂う話ばかりではなんですから、たまにはお洒落なカットを入れてみますか。
屋台でお手軽外食、もしくは自炊で簡単料理の毎日ですが、たまにはレストランにも行きます。バリ島というところは本当にピン切りで、贅沢しようと思えばきりがないし、安く上げようと思えばまたいろいろ。私たちが行くレストランというのは、そこそこ気軽なところが多いです。定番のサテ(焼き鳥)、ゆで野菜のサラダとプレーン・ライスを注文しました。メニューの中では一番安いものになりますが。
サテにもいろいろ種類があるんですけど、今回は日本で言う「つくね」です。見かけは似たようなものですが…「味が!」違いますよ~。なんでこんなに美味しいんだろう? それは何たってこの地方に独特の香辛料と調理法があるからですよね。料理は嫌い、面倒くさい、できる限り手を抜きたい! といつも企んでいる私ですが、この味を再現できるなら何としても作りたい!…と思うのであります。
焼き鳥はさておき、この、ゆで野菜のサラダの味付けが!!! ちらりと小耳に挟んだ情報によると、各家庭で自慢の秘伝調味料の作り方があって、おばあちゃんの味とか、お袋の味とか、代々引き継がれるのだそうです。ココナツとかニンニクとかトウガラシとか、その他いろんなものを干したり刻んだり炙ったりして混ぜて粉末にして、必要な時にお湯で溶くだけで出来上がり。。。だそうです。 お~~~、もっと詳しく、教えてくれ~~~。
日本では何だろう、最近の流行りでいえば「我が家の秘伝の食べるラ~油」みたいな感じでしょうかね。
ちなみに、路上で焼いている「サテ」を買うとこんな感じ。1本10円くらい。味は全く問題なしよ! 何故か温度計・湿度計が横に置いてあるんだけど、この温度・湿度でも「快適」に感じる気候の不思議なこと!…については、あらためて書きますね。
椰子の実、いただきます。 [food]
このブログのテーマ写真のように、椰子の実にストローをさし椰子ジュースを飲むなんて光景はTV番組などでよく見かけましたが、何を隠そう私はまだ体験したことがありません。
ある朝、夫が大家さんと何か話す声がして庭に出てみると、大家さんが庭先になっている椰子の木によじ登っているのでした。その実を採っていいかと話していたようです。大家さんは快く梯子を持ち出し、椰子の木によじ登って慣れた手つきで椰子の実を2-3個、もぎ取ってくれました。
私たちが扱い慣れていないことを承知の助という感じで、包丁を貸せ、グラスを出せ、スプーンも持ってきて、なんぞと身ぶり手振りで話します。あっという間に実が捌かれて半実が皿の上に乗りました。
ジュースはそのままだと「ポカリスエット」みたいな感じで、不味くないけど美味しくもない感じ。ライムを絞って加え、お好みでガムシロップで甘みをつけると飲みやすくなるとか。…私はライムだけで美味しく飲めました。ジュースを取り出した実を裂き、皮の内側に残っている椰子ゼリー?みたいなのをスプーンで穿って食べました。濃厚な「ナタデココ」という感じです。繊維が豊富に含まれている感じです。翌朝のお通じが良すぎるくらいでした。
街のカフェで注文したら、それなりの値段がするのでしょうか。庭先の実ですからタダ!というのがいいですね!