エルザの肖像 [family]
PAPER CAMERA というアプリで撮影したエルザです。
普通の写真と同じように撮影するだけで、絵画のようなテイストになります。
いつものエルザとはちょっと違う、アートな出来映えでしょう?
これは結構遊べます。シンプルに楽しめます。
ワンタッチでニュアンスも変えられます。
自分で好みの微調整もできますよ。
エルザ [family]
エルザ、久々の登場です。
私たちがバリ島暮らしの間、親戚に預けられていました。
とても元気。12歳とは思えない若々しさ。
性格は 「王女」 そのもの。
誇り高く、堂々として、多少のことではビビりません。
知能も高く、冒険心があり、マイペース。
唯一つ欠点は、飼い主以外、誰にもなつかないんです。
Big Big ファミリー!!! [family]
ハウス・オーナーのワヤンさんが、妹さんの結婚式に私たちを誘ってくれました。
バリ社会では、一般に同じバンジャール(=行政外の地域共同体)の中で結婚するカップルが多く、
そのため 「同じ町内、みな親戚」 みたいなことになって、向こう三軒両隣どころか、
「四方10件、両ブロック、みんなまとめて御親戚」
とでも言うような広範なエリアで、本当にご近所まとめて繋がっているのです。
あの家もファミリー、この家もファミリー、なんて言うので本当は適当なこと言ってるのかな~と
最初は思いましたが、よくよく聞けば、誰彼と誰それが結婚して、その妹が、弟が・・・と始まって
そして、聞いているほうはわけがわからなくなるのです。 (インドネシアではファミリー=親戚、です)
「あなたは何人家族ですか?」と聞くと、祖父祖母、父母、兄姉、弟妹・・・と数えはじめ、そして
「わからな~い!」と言うんですよ。「なにそれ?」って思いますよね。
さてさて、話を戻しますと、今回結婚するワヤンさんの妹は、遠く離れたバリ北側のブレレンという街の
お婿さんに嫁ぐことになったのです。そのセレモニーたるや、それはもう大変な一大行事です。
午前中、ブレレンの婿さんは「花嫁を娶りに」花嫁の実家ウブドまでやってきます。
写真はその儀式の様子。花嫁の父が、婿さんに何かをうやうやしく手渡します。(たぶん、椰子の木の若木?)
無事に受け渡されたその「椰子の若木」らしきものを前に、両家の両親に挟まれた新郎新婦の姿です。
午前中に花嫁の実家で儀式を終え、その後、ファミリー全員で軽食を取ったあと全員バスに乗り込んで
午後は花婿側の実家まで出かけていき、両家のお祝いを行うのです。修学旅行並みの何台もの大型バスです。。
私たちがちょこっとお邪魔したのは午前中のみですが、食事の時、料理のテントの周りに
あまりにもたくさんの人がいて敷地内を埋め尽くしていました。そして思わずワヤンさんに聞いてみると
花嫁側のファミリーだけで200人くらいだと言うではありませんか。
更に花婿側のブレレンには300人のファミリーがいて、合わせると500人のファミリーになるとのこと。
え、え、え・・・??? 日本の比ではありません。ファミリーの桁が違います。
…いや、もう。…唖然としてしまって、目が点になるばかり。
一姫・二太郎 の 不思議 [family]
日本では、家族兄弟、娘や息子を「長男よ、次男よ」「長女よ、次女よ」なんて呼び方
絶対にしないですよね。ところがインドネシアでは、家族同士がそう呼び合っているんです。
これにはびっくり。
長男長女は、ワヤン(WAYAN)、
次男次女は、マデ(MADE)、
三男三女は、ニョマン(NYOMAN)、コマン(KOMAN)
四男四女は、クトゥット(KUTUT)
五番目以降、最初に戻ってワヤン、マデ、ニョマン、クトゥット… と繰り返す。
どうも変だ、同じ名前の人があっちにもこっちにもと思ったら、そういうわけだったのです。
バリ人の名前は、身分(ヒンドゥーのカースト)+ 生まれた順番 + 個々の名前
という形で、いわゆる姓名(ファミリーネーム)というものがないそうです。
身分をあらわす名前は、バリ語であらわすと
ブラフマン(司祭) → イダ・バグース
クシャトリア(王族) → デワ・アグン、チョコルダ、アナック・アグン等
バイシャ(士族・商人) → デワ、グスティ
スードラ(奴隷) → イ(男性)、ニ(女性)
となっていて、名前で出身の身分がわかる(現代では職業や社会的地位とは関係ない)のだそうで、
そして家族がお互いのを呼び合うのは、生まれた順番を表わす呼び名を使うのだ、と。
例えば、母親が長女ワヤンで、その娘が長女だった場合ワヤンと呼ぶわけです。
それから、王族出身の場合は生れた順番の呼び名がまた別にあって、同じように呼ぶようです。
長男長女は、 オカ、ラカ、
次男次女は、 ライ、ングラ、
三男三女は、 アノム
四男四女は、 アリッ
五番目以降、 最初に戻って繰り返す。
日本でいえば、どこの家も「一姫や」「二太郎や」と呼ぶってことです。なんかピンとこないですね。
ついでに、他にもバリ人家族の不思議、 「一家団欒」 という時間や概念が存在しないんです。
家族の誰かがまとめてストック料理を作っておいて、それぞれがお腹がすいたら勝手に食べる。
それが普通なんだそうです。日本でもそういう家族はいますが、健全な家庭とみなされないケース
が多いですよね。
「家族の単位」 も不思議ですよ。こちらで言うファミリー(クルアルガ)は日本で言う親戚縁者、
広い範囲をさすので、「家族」と言われても一体何人いるのか、さっぱりわかりません。
いやいや、まだまだ不思議、不思議の連続です。一度に理解するのは無理難題。
のんびりやることに致します。はい。
記念日 [family]
昨日は母の誕生日でした。 母は、そこそこ高齢ですが見た目は10年若いかな?
私たちのロングステイ計画に先んじて、まさに先遣隊で3年前から一人でバリに暮らしています。
インドネシア語をいくら勉強しても忘れる、と嘆いていたものですが、今ではすっかり
日常生活には足りるくらいの会話をしています。単語を並べるだけ、文法も規則もないですが
ちゃんと相手に通じているから、笑っちゃいます(敬意をこめて)。
私たち? 勿論ぜんぜん駄目ですよ。 クラスで習ったことも肝心な時に口をついて出てきません。
それでも、使わないと覚えないと思うから何とか言ってみますが、通じないから英語を混ぜて
日本語も混ざっちゃって、チャンポン・カンプンの連続。
まあそれは余談で、たまにはキチンとレストランで昼食を、ということになり LAKA LEKE
に行きました。観光スポットでは結構ポイントになっている店です。 舞台があって時間になると
ケチャック、レゴンダンス、ガムラン演奏など本格的なものを見せてくれます。
私たちが利用した時間はショウタイムではありませんでしたが、いい風が流れていて悦に浸りました。
舞台ののぼり(竹飾り?)の先が風に揺れているのが、かすかにわかるでしょうか…。
そして木陰のあずまや席の一角。 …写真だけでは風の流れをお伝えできないのが残念です。
料理も一般的なインドネシア料理(ナシ・チャンプル)をとりましたが、ローカル・ワルンとは味付けが
違います。 当たり前ですけど数段上というか、さすがですね。