Big Big ファミリー!!! [family]
ハウス・オーナーのワヤンさんが、妹さんの結婚式に私たちを誘ってくれました。
バリ社会では、一般に同じバンジャール(=行政外の地域共同体)の中で結婚するカップルが多く、
そのため 「同じ町内、みな親戚」 みたいなことになって、向こう三軒両隣どころか、
「四方10件、両ブロック、みんなまとめて御親戚」
とでも言うような広範なエリアで、本当にご近所まとめて繋がっているのです。
あの家もファミリー、この家もファミリー、なんて言うので本当は適当なこと言ってるのかな~と
最初は思いましたが、よくよく聞けば、誰彼と誰それが結婚して、その妹が、弟が・・・と始まって
そして、聞いているほうはわけがわからなくなるのです。 (インドネシアではファミリー=親戚、です)
「あなたは何人家族ですか?」と聞くと、祖父祖母、父母、兄姉、弟妹・・・と数えはじめ、そして
「わからな~い!」と言うんですよ。「なにそれ?」って思いますよね。
さてさて、話を戻しますと、今回結婚するワヤンさんの妹は、遠く離れたバリ北側のブレレンという街の
お婿さんに嫁ぐことになったのです。そのセレモニーたるや、それはもう大変な一大行事です。
午前中、ブレレンの婿さんは「花嫁を娶りに」花嫁の実家ウブドまでやってきます。
写真はその儀式の様子。花嫁の父が、婿さんに何かをうやうやしく手渡します。(たぶん、椰子の木の若木?)
無事に受け渡されたその「椰子の若木」らしきものを前に、両家の両親に挟まれた新郎新婦の姿です。
午前中に花嫁の実家で儀式を終え、その後、ファミリー全員で軽食を取ったあと全員バスに乗り込んで
午後は花婿側の実家まで出かけていき、両家のお祝いを行うのです。修学旅行並みの何台もの大型バスです。。
私たちがちょこっとお邪魔したのは午前中のみですが、食事の時、料理のテントの周りに
あまりにもたくさんの人がいて敷地内を埋め尽くしていました。そして思わずワヤンさんに聞いてみると
花嫁側のファミリーだけで200人くらいだと言うではありませんか。
更に花婿側のブレレンには300人のファミリーがいて、合わせると500人のファミリーになるとのこと。
え、え、え・・・??? 日本の比ではありません。ファミリーの桁が違います。
…いや、もう。…唖然としてしまって、目が点になるばかり。
結婚式に招待されるのは凄いですね!
服装やお祝いどうするとか、しきたりやお作法がにとっても悩みそうです。
by またじ (2011-09-14 06:22)
いえいえ招待客という重いものではなく、外国人の飛び入り参加にすぎません。
何をどうしていいやら全く分からず、失礼があっては大変なので
ひたすらニコニコ、ニコニコ、笑顔で挨拶して早々に引き揚げました。(笑)
by elzawild (2011-09-14 20:10)