沖縄 と バリ [spirit]
NHK大河ドラマ 「テンペスト」 が始まりましたね。再放送を見ました。
バリ島から 沖縄(琉球王国) の歴史やドラマを見ていて、新たな驚きがたくさんあります。
沖縄と、バリ島は、似すぎるくらいに似ています。
豚をよく食べるとか、ナシ・チャンプル、そうめん・チャンプル、料理の名前が似ているとか
建物の門構えが似ている、音楽では「音階」が全く同じとか、シーサーにそっくりの彫刻が
あるとか、いろんな人が言及していますけど、そういった部分的な共通点ではなくて、
島の歴史、成り立ち、存続のありかた、気質・・・ありとあらゆる点で、まるで双子のようです。
今、バリ島の歴史をかじり始めていて、なおさら驚きます。
特に外国や国内隣国の板挟み(バリではオランダ・ジャワ、琉球では清国・薩摩)も同じです。
その板挟み状況を打開する知恵までも、本当によく似ているんです。
また、東南アジア諸国は、古くから交易がありお互いに影響し合っていたのでしょうが
現在のバリ島の「伝統文化」とされているものは意外に新しいもので、土着の原型はあったにせよ
1900年代になって国策として 「観光政策」 を打ち出し、意図的に作り上げたものであるそうで
歴史の古さ、文化の起源は沖縄のほうが先ではないのか? と思うのです。
沖縄がバリ島の影響を受けたのではなく、バリ島が、インドネシアが、 「琉球王国」 の影響を
受けたのではないか? と思うほど。(真意については今後の勉強です)
バリ島の芸能・芸術の完成度の高さと魅力は、世界に冠たるレベルだと太鼓判を押しますが
琉球王国の芸能・芸術もまた、決して負けない力を持っていると思うのです。
へぇ~っ、それは興味深いです!
by またじ (2011-07-19 18:01)
私の勝手な想像かも知れないので、何か
わかったら続編をかきますね。
by elzawild (2011-07-19 20:00)