SSブログ

JIN-JIN ! [drama]

私のお仲間にも結構 JIN-FAN が多いみたいです。
なので、最終回のことはやっぱり思いを共有したいなぁ、と思う次第であります。

思い切り「ネタばれ」ですから、楽しみにしている方は読まないでね。

Key-HoleTVという合法の無料インターネットTV経由で見たのですが、
さすがに最終回は世界中のファンが注目しているとあって、画面はいつにも増して大荒れ。
ここぞという重要なセリフのところで固まったり、タイムアウトしたり、そのたびに大騒ぎして
再起動しながら、まさに四苦八苦の視聴。それでも拡大版2時間ドラマをなんとか最後まで
見ることが出来たのであります。


見どころは、幕末の中で「死」を覚悟して仕事に励む南方仁、思いを寄せる野風と咲の切ない願い、
脳腫瘍と胎児の関係、タイムスリップ、歴史の修正力、坂本竜馬との絆、等々このドラマは
老若男女だれが見ても楽しめるフックがたくさん織り込まれていて本当に面白く出来てますよね。

で、私の個人的な感想なんですが、現代に戻った南方仁が脳腫瘍の手術から目覚めた後の
「ここはどこ?私は誰?」という感覚から真実を取り戻そうとするあたり、そして事実が
ひとつひとつ明かされていくあたりに、たまらなく痺れました。
タイムスリップや胎児腫瘍の謎解きもSF調で面白かったけど、それ以上に痺れたことは、

「自分はいったい何をしてきたのか? 本当は何もしなかったのと同じなのか?」

この疑問は、タイムスリップしなくても普通の人生の中で常に襲ってくる恐怖の疑問符です。
自分探しの旅に出て返って迷子になってしまった若者の悩みとも重なるし、自分自身が
歩んできた歴史にも重なります。

だから尚更、南方仁が関わった人々のその後の姿や、自分自身が生きた証を一つ一つ
見つけてはポロポロ涙する気持ちが、切なく切なく私の胸にも迫ってきました。
その歴史に「南方仁」の名前はなくとも、ともに生きた人たちが、ペニシリンの開発や
医療保険制度という形で厳然と証を残していたこと。そして何よりも圧巻だったのは
南方仁を慕い、未来に戻った時に必ず運命の女性に出会えるようにと、自分の命や将来と
引き換えにその女性の先祖を生み育て、そこに彼女たちの愛を託し時代を超えてつないで
いくという、野風と咲の、なんとも壮大な愛の物語でもありました。

ラストシーンにも、未来への暗示がたくさんありました。
恋人美紀との出会い、南方仁が自信を持って脳腫瘍の手術に向かう姿、また医師として
幕末の世を生きた気迫や、数え切れない限界に挑んできた腕前を、次の世に向けて
開花させるに違いないということ。

も~~~~。も~~~~~!!!
聞きとれなかったセリフや、途切れてしまった名場面の数々。
帰国したらゼッタイにDVDで視るんだ! セリフも覚えちゃうぞ!

っていうか、インドネシア語の勉強が先でしたね。 はい。(しょぼん)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Gado-Gado !カエルの大合唱 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。