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JIN-「仁」、見おさめじゃあ! [drama]

JIN-「仁」 第5話。 今夜も泣かせるねえ。

南方先生は、鉛中毒に侵された天才役者・吉十郎の延命治療をすることになるんだが、最後の命を振り絞って自分の舞いを息子に見せようとする吉十郎。最後の舞台は華やかな衣装で役を演じ切るという、ドラマティックな演出になるかと思いきや、痛々しい病人の姿のまま化粧をし、楽屋裏の布団の上で舞いながら命果てるというリアリティー。

子役がまた、泣かせるんだこれが。 ほとんど口を利かない、父親を逆恨むような眼をして(・・・あんな子役に、こんな複雑な表情が表現できるなんて!)、最後の舞いを見るときの姿と言ったら、、、ここで泣かないなんて人間じゃありませんよ。

「命の価値ってのは、長さだけなんですか、先生」 (歌舞伎役者・田之介)

「命をどう長らえるかよりも、残された命をどう輝かせるかが大事なのだと・・・」 (南方仁)

何のために私はこの時代に送り込まれたんだ? 歴史の修正力に負けたくない、なんぞと悩み続ける南方仁に対して、ポツポツと自分の思いを語っていく咲も、これがまたいいこと言うんだ。~「先生、何故、延命では駄目なのでございますか? たとえ今死ぬはずの者に治療を施し、そのものが70まで生きたとしても、歴史に勝ったことにはならないのではございませぬか?」 ・・・という具合。

鉛中毒の治療法や薬もなかった時代に、不可能に挑み、薬効を実験によって探していくシーンなんぞも、ペニシリンの開発シーンを思い出させる面白い見せ場であった。

毎回毎回、セリフを暗記してしまいたいと思ってしまうこのドラマも、次回いよいよ坂本龍馬の歴史的事件と絡みながら進んでいくわけなんだが、「残念!」 これが見おさめなんですよ。バリ島では、NHKしか見られないんだーーー! わ~ん。


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elzawild

JIN ファンのさっちゃん、メールありがとう。
私の分まで、責任を持ってドラマを見続けてくれるとのこと嬉しいです。次回、帰国した時にはこの話題で盛り上がりそう!
by elzawild (2011-05-19 14:11) 

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