小旅行、ヌガラ予告編 [nature]
今週の土日は、朝からバリ島の西の果て、一歩手前のヌガラに一泊、行ってまいります。
バリ島南部では見られない、自然や生き物、something special に出逢えるかもしれません。
通信環境がどんなでしょうか? ちょっと不安です。
できれば現地からレポートして、リアルタイムで記事を書きたいところですが・・・。
タナロットの夕陽 [nature]
チャングーから30分ほど海岸沿いに西に進むと、かの有名な 「タナロット寺院」 があります。
バリには10回以上も来ているのに、タナロットに行ったことがないと言ったら、運転手に
「ウソでしょう?」 と言われるほど、必須の観光名所です。
私たちは「ウソでしょう?」と言われた部類で、せっかくチャングーまで来たのだから行きましょう
ということになりました。
聞くところによれば、タナロットは 「サンセット」 日没を見られるかどうかが重要で、折角きても
気象条件でなかなか完璧な日没を見るのは難しいのだそう。このエリアに住み慣れた友人でさえ
10回以上来ているけど、日没に出会えたのは2-3回しかないとのこと。
今回、初詣出となった私たちに夕陽はその姿を見せてくれるのでしょうか。
入り口で民族衣装の人形に出迎えられて
浅草の仲店にも似た土産物商店街をしばらく歩いて行くと、海が見えてきます。
驚いたことに今回は、タナロット寺院のオダラン(創立記念日?)に当たっており
地元の人たちが捧げものとお祈りのために盛装して集まっていました。
観光地の様相だけではなく荘厳な儀式風景。普段は見られない人々の賑わいです。
お祈りを終えて、引き潮の海の中の寺院から出てくる人々。(観光客は中に入れません)
そして、サンセットを見守る人々。
沈みゆく太陽。… 完璧な日没 です。初詣出にして、なんて幸運なことでしょう!
「日ごろの行いが良いからね」 と友人に言われて、「ええっと…?」 冷や汗が出てきました。
森のトンネル [nature]
深夜3時、無事に検問を抜けて港からバリ島の内陸に向かって車を走らせました。全員睡眠不足ですから即効爆睡となるはずでした(そうなってました)が、私は眠れませんでした。深夜とはいえ、内陸に向かう道路の両脇から立ち並んでいる木々が作り出す「森のトンネル」があまりにも美しかったからです。
同乗したガイドさんいわく、日中にこの道を走ると木漏れ日刺す森のトンネルはきれいですよ、と話してくださいましたが、間違いなくそうだろうと想像できましたし、いつかゆっくり来ようと心に決めながら私の眼はしばらく続く長い長い森のトンネルをずっとずっと追いかけました。
そうしているうちに段々と夜空が白み始め、今度は静寂のジャングルが暗闇の中から姿を見せ始めました。これから現地の生活は長くなるけど、朝寝坊の私がこんな景色を見る機会はあまりないだろうと思うと、どんなに眠くてもこの景色を瞼に焼き付けておきたい気持ちのほうが強くなって、結局家に到着する7時頃まで眠らずじまいというわけです。
ここぞという名場面は走行中の車の中から上手く撮れませんでした。多少なりともその空気が伝わるかしら???