森のトンネル [nature]
深夜3時、無事に検問を抜けて港からバリ島の内陸に向かって車を走らせました。全員睡眠不足ですから即効爆睡となるはずでした(そうなってました)が、私は眠れませんでした。深夜とはいえ、内陸に向かう道路の両脇から立ち並んでいる木々が作り出す「森のトンネル」があまりにも美しかったからです。
同乗したガイドさんいわく、日中にこの道を走ると木漏れ日刺す森のトンネルはきれいですよ、と話してくださいましたが、間違いなくそうだろうと想像できましたし、いつかゆっくり来ようと心に決めながら私の眼はしばらく続く長い長い森のトンネルをずっとずっと追いかけました。
そうしているうちに段々と夜空が白み始め、今度は静寂のジャングルが暗闇の中から姿を見せ始めました。これから現地の生活は長くなるけど、朝寝坊の私がこんな景色を見る機会はあまりないだろうと思うと、どんなに眠くてもこの景色を瞼に焼き付けておきたい気持ちのほうが強くなって、結局家に到着する7時頃まで眠らずじまいというわけです。
ここぞという名場面は走行中の車の中から上手く撮れませんでした。多少なりともその空気が伝わるかしら???
2011-06-01 12:52
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