レキシは語る [spirit]
世界中で起こっていることについて、どんな視点で、どんな言葉で触れていくのか、
頭の中にたくさん渦巻いているけれど、アウトプットするのはなかなか難しいことです。
タイの洪水をはじめとする各国の地震や自然災害のこと、
新しい時代を模索するムーブメント、そして混迷する日本国内の様々な問題など。。。
そんな中、私に口火を切らせる刺激になったのは、「Japan Price 2011」。
「教育コンテンツ国際コンクール・日本賞」の第38回授賞式の模様でした。
http://www.nhk.or.jp/jp-prize/pdf/letter/japanprize_jp.pdf
グランプリ日本賞福祉教育カテゴリー最優秀賞を受賞した、アメリカの教育財団
による「アメリカを振り返る人種隔離バスへの抵抗」でした。
プレゼンターのメレディス・ニアマン氏が語った受賞の喜びの言葉が印象的でした。
「・・・歴史的事実はとかく新しいニュースにかき消されてしまいがちですが
歴史とは、単に過去を扱うものではありません。「今」という時の中で未来を形作る
ための絶好の機会です。今回の受賞が世界中の若者たちの行動を呼び覚ますものと
なることを願っています。」
このメレディス氏の言葉は、Web上では「ありきたりな言葉」に編集されて
おり、映像でしか確認できない言葉であったことが分かりました。
受け取り様によっては若者を扇動するかのような誤解を与えてはいけない、という
配慮があったのだと思いますが。たまたまその言葉をキャッチした私には確実に
届いたメッセージがありました。
今、独裁政治、環境問題、格差社会など、世の中の矛盾に対して世界中で起きている
若者を中心とするムーブメントを、わが身の問題としてとらえること。
そして「個人」が重要なカギを握る今という時代に生きて、一人一人が自分自身に
できることを考えて実行することが、いかに大きな意味を持つかということ。
「個人」は決して「無力」ではない ということ、です。
コメントありがとうございます^^
行動することの大切さについて
最近考えさせられることが多いです。
by ヤヨ (2011-10-31 15:32)
本当にそうですね。震災以来は特に、
果敢に行動する人たちを目にすることも多くなりました。
その行動が時とともに風化するのではなく、大きなうねりに
なれば素晴らしいことだなと思います。
by elzawild (2011-10-31 21:07)