あの日から [japan]
しりあがり寿さんの「あの日からのマンガ」がNHKで紹介されました。
実はこの漫画について知ったのは、この放送を見たのが初めてです。
日本に帰国したら是非手に入れて、ゼッタイに読んでおきたいと思いました。
インタビューに答えていたしりあがり氏の言葉も印象的で、記憶に刻みたいと思います。
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「学者は数字を出す、政治家は政策を出す。
漫画家には何ができるかと考えたら"空気"は描けると思った」
「正解であろうがなかろうが、いまの空気を伝えるしかない」
「あの日を境に、みんなが一斉に顔を上げて未来のことや世の中がどうなるのかを考えた。
それまではみんな目の前のことしか考えていなかったのに、一斉に顔をあげて考えた。
地震のことを考えないようになっても、一度上げた顔を再び下げてはいけない。」
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…自分の持ち場でできること、その自覚によって成される仕事の重みを感じました。
学者にも、政治家にもできないような仕事を、一人の漫画家がやり遂げていると思いました。
その仕事はまだ途上にあると思いますが、たどり着く新たな視界を感じさせます。
私も、頑張ろう。…と思いました。
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