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神々の祭典-8 [fest]

クニンガンの儀式を無事に終えて、翌日の今日は土砂降りの雨です。
神々が天に帰るのを待っていたかのような雨。

昨日は年間の最大行事でもある 「祈りの行列」 に参加して、一日中興奮状態?
でもないですがそれ一色の一日であったことは確かです。

祈りの歌と、繰り返す楽器の音、そしてゆっくりと歩くだけの人々に交じって
一緒に歩いていただけなのですが、結構ハマるというか、なんて言ったらいいんでしょう
あの 「疑いもなく、ゆるゆるな一体感」 みたいなものの心地良さ、安心感…。
バリ人たちの 「心の絆の、しなやかな固さ」 とも言えるようなものを感じました。


歩きながら私は日本のこと、仕事のことを思い出していました。

こんな生活環境の中にいると、若者が引き籠ったりなんか、ないよなあ…。


ヒンドゥー教のこと、ガルンガン・クニンガンの意味、どんな神々に祈りを捧げているのかも
私はまだよくわかっていませんが、その 「ゆるゆるな固さ」 に秘密があるような気がします。
とくに 「バリ・ヒンドゥー」 には、独特な世界観と誇りがあるらしく、これは長くなるので
後日あらためて書きますが、ヒンドゥー発祥のインド、そこから伝承されたジャワ・ヒンドゥー、
更に「バリ・ヒンドゥー」に受け継がれていく歴史を紐解けば、何かが見つかりそうです。

古い時代に帰るだけでなく、それが「今」という時代にどう繋がったのか興味津津です。


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