ブータン国王の演説 [spirit]
先日、「国民総幸福量」についてブータン王国のことに触れたばかりでしたが
そのブータン国王が来日し、国会で演説を行ったと聞いてびっくり。
いつも実りのない不毛な議論が繰り広げられている国会議事堂が、なんか
アカデミックというか、知恵と品格ただよう別の空間になっていましたねー。
もちろん国王というのは政治家ではないし「国賓」ですから、悠々と日本古来の伝統や
歴史にもとづいて日本人の人格にふれて最高の敬意を表し、日本人の誇りを
鼓舞することが出来るのかも知れませんが。。。
政治的な論戦では「方法論」に終始せざるを得ないというか、「精神論」を持ち込む
ところではないとしても、しかし。ブータン国王のお話から「精神性の大切さ」に
あらためて気づくのです。さすが「こころの幸福」を追求する国の王様ですね。
困難を乗り越えるためには、指導者の実務能力だけでなく「心意気」とか「情熱」とか
「尊敬」「信頼」「共感性」が、どれほど欠かせないものであるかということ。
「国」の問題だけでなく、地域社会とか、職場の組織でも同じだなあ、と
つくづく思うのです。
「こころに響く」「こころに届く」そんな行動、言動を「こころ」がけたいものです。
演説を聞いて、今までの生き方に反省することが多いです。
by kohtyan (2011-11-18 09:43)
そうですね。国王は私たちに、とても大切な大きな
「気づき」を贈ってくださった気がします。
by elzawild (2011-11-18 21:48)