春本番 [garden]
早咲きと春の嵐のせいで、今年ほど桜を愛でる機会を逸した年はありませんでした。
残念だったなあ、と思っているうちに、つつじの開花に出会うことが出来ました。
週末、午後のつつじです。西日に輝く様子をとらえました。
花の表情だけでなく、いろいろな樹木の若木の勢いに触れて元気が出ます。
白いつつじは、「白百合」にも似た凛とした姿を見せてくれました。
乾季のロータス [garden]
バリの乾季は、雨が降らないだけでなく文字通り大地も乾くんですね。
7-8月のバリを体験するのは今回が初めてで、緑豊かな森林の風景しかイメージがありませんでした。
しかし8月も終わりに近づくと、チャンプアン川の谷間の木々が枯れている様子、森林の褐色、
庭の芝生もところどころ枯れているのが目につきました。
常に潤いに満ちて、渇きを知らないバリだと思っていたので、認識をあらたにしました。
ご近所の話では、井戸水の水位が下がり、水をくみ上げられなくなっている家もあるそうです。
我が家の井戸もつい先日、水が出なくなり地下水のパイプを数メートル下に伸ばしたばかりです。
庭の小さな池には、水に浮かぶロータスが今日も元気に葉を広げていますが、よく見ると池の水位も
下がっているのがわかります。
チャングーの Villa にて [garden]
チャングーのVILLAは、海岸寄りなので山肌のウブドと違って少し気温が高めで
湿度は逆に低めです。土地もウブドのような傾斜は少ないので平らかで、風の通りもよく
なかなか過ごしやすいです。
また周辺の景色は、ウブドを囲むジャングルと違って広々とした棚田、水田、牧場などが
広がっています。畑の中の小道をバイクや犬や馬が行きかって、のどかな光景です。
ウブドでは既に商店やVILLAが犇めき合って、交通量も結構多いのでメイン道路はいつも
渋滞していたり、観光シーズンは人が多すぎるので、中心街はあまり歩きたくないと思うことも。
…そういう意味では同じバリでも、人々の目が新天地に向き始めるのはわかる気がします。